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レンズカットタイプからマルチリフレクタータイプへ
最近,オートバイのヘッドライトに興味が湧いて,いろいろ考えています.
最終的には自動車用のHID(キセノン)を流用して実用的な明るいヘッドライトを作ろうかと考えているんですが,今回はその前の序章としてこちらのお話しからさせていただきます.


マルチリフレクター式ヘッドライト
自動車では今や当たり前になったマルチリフレクター式のヘッドライト.
それまでのレンズカットタイプはレンズ面にパターンを設けて光を屈折させ配光させていたため,自動車のデザインにライトの形状を合わせることは難しかった. それに対しマルチリフレクター式のヘッドライトでは反射板(リフレクター)にパターンを設けて配光させるため前面のレンズ形状に制約はなく自動車のデザインに合わせる事ができるので,ほとんどの自動車がマルチリフレクターを採用している.

オートバイにもカウル付きのビックバイクやビックスクーター系には導入され始めてはいるが,アフターパーツとして売られているモノは,どちらかと言えば単に見た目がキラキラして,見るからに明るくなりそうな感じがするので装着する人が多いのではないのだろうか.
その,明るくなりそうな願望を抱いてこれから買い換える人もいるかと思い,ちょうどカタナ号もカローラ号も反射鏡に曇りがでているので装着してその実力をチェックしてみることにした.
さて,その性能は???
カタナの純正ヘッドライトは一般的なレンズカットタイプ.
メーカーは,スタンレー電気.


当たり前ですが配光がレンズカットによるため,レンズカットの
設計で明るさが大きく変わります.

同じ光源ならこの手のライトはレンズカットが命です.
バイク用ヘッドライトを考える その1
右がおなじみのレイブリックのモノ.
レンズが樹脂でできているため軽くなっている.

ちなみにレイブリックの母体はスタンレー電気です.


左はメーカー不明の台湾製.
何故かレンズはガラスでできてます.台湾製のモノはガラスレンズが多いようで,何か理由でもあるのかな?
(コストや手間かなんか?).

メーカー製ではなかったので770円で落札.(安う〜)
左がレイブリック.こいつは国内仕様(右ハンドル)のためリフレクターが左右非対称(左寄り配光)になっている.
それに対し右の台湾製は左右対称になっていて対向車への配慮がなされていない.
カタナ1100も空冷GPz1100もどちらもスタンレー電気製の同じレンズカットのヘッドライトが採用されている.
(正確にはGPz1100は逆輸入車なので,国内で登録する際にショップがたまたまスタンレーのヘッドライトを選択しただけかもしれない)

中央を重点的に照射している.

対向車が眩惑しないように右前方への光はカットされている.
こちらがレイブリック
国内メーカーだけあって右前方の光はカットしている.
(とは言うものの,さほど左側へ配光されているとも思えない.)

配光は上方(前方への光)でばっさりカットされ,その分横への配光が強くなっている.

リフレクターの模様がムラとなって出ているは,よろしくないなあ.
台湾??メーカー製
リフレクターの形状が左右対称のため当然対向車側へも照射されている. まあ,純正に広がりを持たせたような感じの配光.

写真では全体的に広がって一番良いように見えるが,遠くまで光が延びすぎて対向車に幻惑ぎみ.それと手前に光が集中しすぎている.

ちなみにこいつはお母ちゃんカタナ号に装着しているが,お母ちゃんは純正より見やすいと喜んでいる.
おまけ

これはダイハツムーブのヘッドライト(片側)の配光です.
光源はハロゲンではなく,最近の自動車に良く付いているHID(キセノン)です.

この写真だけやけに白っぽいですが,撮影条件は同じです.

明るさも見た目どうり劇的に違います.
裸電球と水銀灯ほどの違いってのが最適な表現かな?

リフレクターの設計が良いのか,配光もムラもなく美しいくらいに左寄りにカットされています.

こんなライトが左右に2個も付いたらそりゃあ自動車は明るいですよ.
装着した感想ですが,明るくなった気はあまりしません.ただ左右への広がりが増えた分,少し見えやすくなったかな,そんな感じです.
まあ,同じ光源(ハロゲンバルブ)を使っているので「劇的に明るくなった」ってことに,なるはずもないんですけどね.

もし,今付いているいるライトが曇って買い換え無いといけないのならレイブリックは樹脂レンズで軽量なので良いかも.

ただし期待するような明るさになることはありません.
これがそのライトユニット.

通常のHIDはロービーム固定ですが,これは電磁石でハイ・ローを切り替えられるようになっています(手前がそのユニット)

一つのキセノン・バーナー(点灯管)でハイ・ローを切り替えができるライトをバイキセノンと呼ぶらしく,メルセデスベンツやBMWなどの高級外車に装着されているそうですが,国産車では,ダイハツ・ムーブをはじめ,ホンダ・フィット,ストリーム,トヨタ・プレミオなどの大衆車に多く装着されています.
とりあえず,レンズカットとマルチリフレクターに違いにちょっと触れれたと思います.
純正品は10年以上前のモノなのでレンズも曇っていますので直接比較するものではないですが,配光の違いは分っていただけたと思います.(事前に清掃はしましたが)

もし純正の配光が気に入らない人は交換する価値はあるかもしれませんが,それ以上,望まれるのならHIDに変えないとダメだと思います.

次回はそのHID(キセノン)について,お話ししたいと思います.

それではまた.

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カタナ1100と空冷GPz1100にマルチリフレクター式ヘッドライトを装着する.
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