×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


カローラ号の足廻り改造(フロント編)

カローラ号も製造から18年が過ぎ,総走行距離は約8万キロ.その間にエンジンは事故車のエンジンに載せ換えたが,
足廻りはグリスアップなどの基本的なメンテナンスで対応してきた. しかしメンテナンスや修理ばかりではおもしろくない
ので思いきって手を加えてみることにした.
先ずはフロント周りのお話しから.

使用する部品はマグホイールやワンオフ(特注)のハンドルステム,スペシャルフロントフォークなどは高価すぎて
おいそれと買えるものではないので,これまでこつこつ集めてきた部品を使いなるべく安く仕上げるようにカスタム
してみた.
なんせカローラ号なんでね.

フロントに使用する部品のほとんどがスズキのGSXR1100‐J('88年式)を流用.J型のホイールはGPzを含めこの年代の
マシンにはのデザインとサイズ的に定評のホイール.人気のため入手も難しく結構高値で取引されているみたい.
サイズは2.75-18”.フロントフォークはφ41mm,ステム関係も同車の流用だがそれを取り付けるGPzのフレームの
トップチューブが他車よりかなり長いためステムシャフトを作りなおして対応した.


ノーマルのトップブリッジ.

ヤマハビラーゴのハンドルポスト(もらいモノ)を流用し
パイプハンドルに変更している.
このハンドルポストはお気に入りのため今回も使用する.


ばらしたところ.
フレームのトップチューブ(ステムチューブ? 
呼び名はよく分かりません)の長さがカワサキのJ系を初め,刀.CB-Fより長い.(約215mm)

  ベアリング型式(内径/外径 mm)
 ・アッパー:32005JR・RS(φ25/φ47)
 ・ロワー:320/28XJ(φ28/φ52)

以前CB-FにFZR1000のフロント周りを移植したが,
そのときはステム長さもベアリングも同一だったため
ハンドルストッパーの加工だけで簡単にコンバートできたが,
GPzは簡単ではなさそう.



取り外したステム ステムシャフトが異様に長い.イヤな感じ.
ステム長さは約294mm

使用するGSXR-1100のステム長さははJ系やCB-Fのそれより
更に短くトップチューブは約180mm.

CB1000SFなどステムシャフトの長い純正品の流用も考えたが
ヤフオクでも結構高値で取引されていることから結局作ることにした. 


ステムシャフトに使用する材料.
材質はS45C.中空にするためパイプ材を選択した.
サイズはφ31.8×10mm.1200mmで3360円なり.

送料や振込み手数料が掛かるがメールで鋼材が
手に入るのは非常に便利.
購入先は山洞金物店(プライベータ-には結構メジャーらしい)


でもってステムシャフトの作製

適当な長さに切断後,端面加工し,センターで押しながら
外径切削を行う.今回一番径が太いのはアンダーブラケットに
圧入される部分で約φ30mm.とりあえずφ30+αmmまで削る.
その後,アッパーベアリング部,ネジ部と荒削りを行い
全体の概形ができたら規定寸法まで追い込む.


GSXR-1100のステムシャフトの圧入部の寸法.
(表示値:30.014mm)


新しいステムシャフトの圧入部の寸法.(表示値:30.025mm)

まあ,こんなもんかなあ


ステムシャフトのトップ部のトップブリッジを固定するネジ部の
ネジ切り.

ネジ切り用のスロアウエイもネットで購入.
購入先は「特価市場.com」 これまた異常なくらい安い.


ネジ切り部
切削条件が悪いのか切削油が合ってないのか切削面が
むしれて汚い仕上りになってしまった.いずれにせよ未熟者
ということで反省.

詳しい方がおられましたら教えてください.


ステムシャフトボトム部のサークリップ用溝の加工.
アンダーブラケットからのステムシャフトが抜け落ちるのを
防ぐためのモノ.万が一圧入部が緩くなってもこれのおかげで
抜けない.

この後,規定のステム長に突っ切りで切断した.


ひととおり加工が終わったので軽量化の為にセンター穴を拡大.


トップ側


ボトム側


完成したステムシャフト


アンダーブリッジに圧入し,サビ止めのためステムシャフトを
黒色に塗装する.


続いてトップブリッジの加工

パイプハンドル仕様にするためにハンドルポストを取り付ける
穴の加工を行う.トップブリッジの裏側は軽量化のため大きく
肉抜きされているためそのままではハンドルポストを固定できない
のでブッシュを付けることにした.

Φ16.5mmのノスドリルでブッシュ用の穴あけを行っているところ.


作製したブッシュ(下)とトップブリッジ(上)ブッシュの材質は5052
トップブリッジはサンドブラストで古い塗膜を剥した後,耐水ペーパーで磨いた.

この後,溶接して出来上がり.




           


組上げたハンドル周り

夏の北海道ツーリングに間に合うように慌てて作ったためメーターステー等の補器類の完成度が いまいち.
まあ,この辺もそのうちね.

非常に神経使う作業でした.
でも,もっとテクニックを磨かないとね.
日々勉強,べんきょう,ってか〜



工作の部屋TOP その他の工作 HOME