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カローラ号のオイルクーラーステーの作製

カローラ号(トヨタカローラじゃあないよ)にはM&Sのラウンドタイプのオイルクーラーを付けていた.
薄型でラウンド形状がその当時としては真新しかったが,なによりストレートフローで圧力損失が少ないことが
気に入った点であった.そのオイルクーラーだが以前から継ぎ手付近からオイルがにじんで来ていたが,
今年(`02年)の北海道ツーリングの最中についにクラックが入り使用不可能になってしまった.
クラックが入った原因について同様な不具合が無かったかメーカーや関係者に聞いて周ったが特に無く,
どうやら自作のステーがコアにストレスを与えていたようであった.(情けない話である)

このトラブルとは異なるが継ぎ手部の溶接強度が低くホースを取りつける時に継ぎ手部が取れてしまう
不具合が有ったことが分かった.メーカーでは溶接シロを多くして対処したそうである.
(M&Sのオイルクーラーを使っている方がおられたら注意してね.ポロってなるよ)

てなことで早速注文しようとしたがカタログに載っていない.ホームページを検索しても出てこない.
仕方が無いから株式会社ミクニに問い合わせてみると,実は製作元であるサンデン(これがM&Sの“S”)が
製造ラインを海外に売却したらしく新たにラインを立ち上げても採算が合わないということで生産終了した
と言うことであった.同じようなコアとしてアールズがあったがアールズのコアはイマイチ評判が悪いので
無難にサークスピードの普通のコアにしようかと少し悩んだがこのラウンドに関しては意外と評判が良かったので
付けてみることにした.取りつけステーやサイドカラーは結構高価なので自作するにした.




上がM&S,
下がアールズで仕様は9インチ,13段,ホースは#8用.
表面積はあまり変わらない


上がM&S,下がアールズ
厚みはアールズの方が少し厚い


ステーに使用する適当な材料が無かったので
角パイプを輪切りにすることにした.
(材質は6063のアルミでサイズは40×60×t3)

サンダーにメタルソーを取りつけて恐る恐る切断.
結構怖かったりする. 


切断が終わりコアの取り付け部に下穴をあける.
茶色いのは傷防止の為にガムテープを貼っているため.


サイドカラーを製作しているところ.
単なる丸棒では味気ないのでなので,売ってるモノみたいに
中央を細めてみました.


全体的なバランスや干渉する物が無いか
仮付けしてチェックする.


コアがラウンドしているためステーもそれに合わせたデザインにする.
といっても美しくアール加工ができるフライス盤がないため
直線を組み合わせたデザインにする.
でもってまたまたメタルソー付きグラインダーのお出まし.
食い込んだら大変なことになるので恐る恐る切断していく.
切断砥石ならば一皮向けるくらいですむけどメタルソーや
チップソーの場合は簡単に骨が見えるぐらいに切れてしまうので
間違っても真似しないように.それから保護メガネは必須です.
人生が変わってしまいます.


ベルトサンダーで端面を仕上げる.


耐水ペーパーで磨いた後,腐食防止のために
クリアラッカーを吹いてステーの出来あがり.




防振用のゴムは3mm厚のゴム板をポンチで打ちぬいて作製.
2枚重ねにしてステーとコアの間に挟んで固定.


コアはブラック仕様が在庫切れだったため
シルバーの上から耐熱ブラックを塗装した.
ステーは肉抜きなどしていないため「愛想の無い」
仕上りになってしまった.
フライス盤を購入したら後から肉抜き加工でもしますかね.


ステンレスのメッシュを切ってストーンガードを作る.
固定は安直にタイラップで.
このストーンガードの効果は結構なもので
割れたM&Sのコアのそれを外したらフィンは
買ったときのままでした.





とりあえず出来あがり.

フレームへのマウント部にもゴムマウントにした方がいいかな.
肉抜きと併せてそのうちね.

昔,北海道でバイクのエンジンがぶっ壊れて稚内から日通で大阪まで送ったことがあります.
梱包代と送料合わせて8万円以上かかりました.行きはライダー帰りはトホ(徒歩)ダー.
少し淋しい結末のツーリング,まあ青春ってやつですかね.
でも,いまはそんな青春はいりません.

おねがいやからこわれないで!!





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