おかあちゃん刀号の無線用PTTスイッチの作製


バイクに積んでいる無線のPTTスイッチ(送信時の押すスイッチ)の製作についてのお話し.

ヘルメットに仕込むマイク&スピーカーは「KTEL(ケテル)」を使っている.120キロくらいのスピードでも会話が出来て
このジャンルでは結構メジャーなモノらしい.走行中に使うためPTTスイッチはハンドル付近に取り付ける必要がある.
で,このPTTスイッチ,KTEL製も含めどのメーカーのモノもそのまま使うには勝手が悪い.そこでチョット手を加えて
使いやすいPTTスイッチを作製してみた.


これが付属のPTTスイッチ.

普通のトグル(ON-OFF)スイッチでミラーに共締め出来るように
(するように?)ステーにそれっぽい穴があいている.

ミラーに共締めなんてしたら.送信するときはハンドルから
手を離してスイッチ「ON」して,送信が終わるとまたまた手を離して
スイッチ「OFF」なんてするのかなあ??


左側のハンドルスイッチボックスをばらしたところ.

PTTスイッチ用のステーをこのスイッチボックスに
ネジ止め固定するため,ナットが入るスペースを探す.

簡単に固定しようと思えば両面テープや接着剤でも
いいのかもしれないが,走っててポロリなんてなるような
信頼性の低いモノは作りたくない.


PTTスイッチ固定用のステーを作製するために型紙を切り出す.
PTTスイッチはハンドルを握ったまま親指で操作できる場所にする.


型紙に合わせてアルミ板を加工する.板厚は2mmで
材質は不明(拾いモノです.エコロジー&リサイクル!!)


切り出したステー.

この後,穴明け加工や折り曲げ加工を行い表面を仕上げる.


出来あがったPTTスイッチ用のステー.スイッチボックスには
M3ネジで3箇所で固定する.

側面の1本は不用なくらい.


新たに作製したPTTスイッチ.

押しているときだけONするように「跳ね返りタイプ」を使用する.

防水のためスイッチのレバー側は防水キャップを被せ,
裏側は熱収縮チューブを被せホットボンドを流し込んでいる.


ハンドルスイッチに取り付けた状態.





出来あがり.

操作がしやすくなって嫁さんとの会話もはずむかな!?
まあ会話があればの話しですけど・・・・.

家庭円満につながりますように・・・・.






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