HOME
モバイル・ツーリング・レポート

ライダー犬「寅次郎」と行く「2004年北海道ツーリング」
                                2004年8月6日〜8月22日(道内7日〜20日)

昨年9月に熊本に転勤になり恒例の北海道ツーリングも危ぶまれたけど,めげずに交渉し何とか休みを
貰えたんで今年も行きます.
でもって,去年は知人,友人のパソコンを借用しまくってホームページをアップしたので,今年はその教訓を
活かしてパソコン持参でのツーリングです.
さてどうなることやら.


出発準備編
いざ会社から休暇を貰えたからと言っても熊本から北海道まではあまりにも遠すぎ!!
まずは,出発前の準備と北海道上陸までのお話を.


ツーリングとは直接関係ないけど,
放っては置けないのが車検.
昨今の車検はちょっと厳しい気がします.

何やら一般人がユーザー車検を荒らしたり,公害に
対する取り組みが厳しくなったとかがもっぱらの噂.
でもって,カローラ号(カワサキGPz1100)も
足回りなど指定外部品をいじってたり,ブローバイを
大気開放してあったり「叩けば埃の出る体」なので,
車検対策が必要だった.


さて,対応策として,足回りは純正部品の流用なので,
大阪の知り合いのバイクショップにパーツリストの
コピーを調達してもらい,説明資料を用意.

ブローバイもK&Nのパワーフィルターに戻る様に
フィッティングを取り付けて,簡易的に還元装置とした.
あとは,見せたくないところを見えにくくしたりするのが
一番面倒くさかったかな.


念のため,熊本の検査場以外に福岡の久留米と佐賀の
検査場の3ヶ所を同時に予約しておいた.

さて検査の方は言えば,メジャーであちこち計測されたり,
突然事務所に戻って書類を調べだしたりと,時間が
掛かったんですが,その割りに改造についての指摘は
何にも無く,あっさりとしたもので,検査場をハシゴ
しなくて済みました.


お次はお母ちゃんの刀号.
こいつはフロントフォークからオイルが漏れているのと,
ブレーキマスターのピストンが死にかけているので修理を
しないといけない.

純正部品はレッドバロンにお願いしてみたが対応が早くて
なかなかのもの.巷では「レッドバロン」といえばあまり
良い噂は聞かないが,部品の手配については文句なしに
いいと思う.

社外品やオイルなどの消耗部品は熊本に南海部品が
あるので行ってみたけど,これが何故か活気が無いのよ.
大阪で南海部品といえばバイク用品屋の大御所.
地域差なんでしょうかねえ.
店員さんにやる気が感じられないのには少々困りものでした.

余談ですが,フロントフォークを分解や組み立てる際に
必要な特殊工具(「フロントフォークツール」 通称アタッチ
メント”F”)を作ってみました.

作ったといっても丸棒材の両端にM12のナット(二面幅
19mm)を両端に溶接しただけのこと.
(錆るのが嫌なんで材質はSUSです.)

インパクトがあれば,ばらすのはできるけど,
締め付けまでインパクトを使うのはねえ.
これがあればハンドツールでシリンダボルトを締め付け
られるので,カタナのオーナーさんは作ってみては?

(純正工具の部品番号:09940−34581)


マスターシリンダーのインナーキット(2000円)はデイトナ
から直接取り寄せた.こういった補修パーツを即納できる
のはメーカーの体質の表れだと思う.

ちなみに,こいつは色がシルバーだったんでデイトナ製と
分かったけど,ブラックボディなら何処製かデイトナでも
わからないとのこと.
ピストン径が同じなら何でも合うのかも知れないけど,
ちょっと困った話ですね.

時間が無くてバイクのメンテナンスもそこそこにしかできていないのに,北海道で真新しいネタを
披露したかったので,こんなもの用意しました.余裕が無かったのでどれも中途半端です.
詳細は追ってアップしますね.


これまで使っていたLEDライト(詳細はこちら)は電池が
単三型ニッケル水素電池だったので,ツーリングには
専用の充電器を持参しなければらず,こういったモノって
意外と荷物になってしまうんで,デジカメのリチウムイオン
電池と共用できるLEDライトを新しく作ることにした.

改造に使うライトはCATEYE製の自転車用ヘッドライト.
製作記事はできれば,ツーリング中にアップします.
コチラにアップしました.


お次はヘッドライトの改造です.
今や当たり前になったHIDライトですが,夜間走る
ことも有ると思い,以前ヤフオクで購入していたモノを
付けてみることにしました.

純正HIDの流用に関する記事って以前はネット上でも
盛んに載ってたんですが,最近はめっきり少なくなって,
参考にできるモノが少なくて困ってしまいました.

(HID:High Intensity Discharge 通称:キセノンライト)

夜,暗闇でお母ちゃんがタンクバックに入れている
地図を見にくそうに見てたんで,マップランプを作って
みました.

ライトは白色LEDでフレキシブルシャフトはダイソー
(百均ショップ)の工具の流用です.
詳しくは後日アップしますね.


デジカメや一眼レフカメラなど貴重品を積んでいくので,
お母ちゃんのカタナ号に防犯用にアラームをを入れて
みました.

MERLIN2000(マリーン2000).
VIPER(バイパー)でおなじみのDEI社製で
VIPER200の後継モデルだとか.

配線がめんどくさ〜

防犯対策としてもう一つ,ツーリングコンテナとカメラ
ケースにワイヤーロックができるようにしてみました.

ワイヤー径がφ4mm(外皮込みで6mm)と切り売りの
ワイヤーの中では太い方のため,カシメ治具がホーム
センターに置いてなく,仕方がないので簡単なモノを
作ってみました.ハンマーで叩くと,カシメられるはずが,
これが結構硬くて汗だくになってしまった.

時間が無いのに,こんなことばかりしてたんで出発も押しに押してギリギリになってしまいました.
出発前の準備についてはこのへんにしておきます.


次は熊本から北海道上陸までのお話し「北海道上陸編」をアップしますね.
つまらないネタですが,しばしお付き合い下さいませ


北海道上陸編へ続く 旅の部屋TOP HOME