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美幌−サガレン編 その2

8月14日

夜,少し雨が降ったけど今日は晴天.
さて,稚内を目指して出発!! っと思ったけど,先ずは寅次郎の散歩がてら
興部の町をぶらっと歩いてみた.

雲が多いけど青空がきれい.
北海道で見る空は雲が低く見える.


これも北海道でよく見る看板.

結構,激しい内容もある.


道の駅のすぐ裏にある公衆浴場.

少し走れば「オホーツク温泉」があるけど,ここは
歩いて行けるので,いつも利用している.


向こうに橋が見えたので行ってみる.


橋の上から,さっきいた場所を見てみる.



橋の下には川は流れていない.


「興部こ線橋」・・・・・・

この橋は,河川にかかる橋ではなく,線路を

越えるる橋だった.

国鉄全盛時代の地図を再現してみた.
(地図をそのまま載せると著作権法に引っかかるので,地図を元にPhotoshopで作成してみた.しんど〜)


興部こ線橋の下を抜けて海へと続く遊歩道.
かつて,ここには興部駅から紋別方面へと続く名寄本線があった.



北海道には多くの廃線跡が残っている.


その廃線跡を求めて北海道を


    訪れるマニアも存在する.


  廃線マニアにとって北海道は


            憧れの地なのかもしれない.



余談ですが,

地域自治体が廃線となる国鉄用地を再利用するにも条件があったそうな.

「跡地利用規程とか言うやつ.

先ず第一に用途は地域交通など公共性の強いものへの活用が原則.
(まあこれは良しとして)

問題はその譲渡価格

1.将来,代替バスが走る道路に供する場合は無償.
 (まあ当然ね)

2.代替輸送関連道路は時価の1/10.
 (時価の一割ならまあ許そう)

3.記念公園,駐車場などに使う場合は時価
  (おいおい,余った土地なのに時価かよ)

4.駅や線路など施設
の撤去費用は地元負担.
(国が勝手に作っておいて,要らんと決めたら
                           それかよ)


5.駅間の跡地は一括購入がこれまた原則. 
(駅付近だけが欲しくても,利用価値が低い山ん中の
                         線路跡の土地も一緒じゃあないと売らんとは,
                         抱き合わせか!!)


6.10年間は転売禁止.
(おいおい,シバリもありかよ)

でね,廃線跡にバスを通す道をつけようにも

ローカル線の道幅って狭いでしょ.

そのままじゃあ道幅が足りましぇん.

かといって沿道の土地を買い占めよう

もんなら金がなんぼあっても足りません.
昭和55年の地図を元に国鉄の路線図を作成してみた.
黒は現存線.
赤は廃線

今では想像も出来ないが,当時の北海道にはあらゆる所に
線路が張り巡らされていた.
コストが掛かる所は放置するしかなく,

その放置した線路跡を見て私達は想いにふけってるってわけですよ.




      そんじゃあ,そろそろ興部を出発します.




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