釧路「ヒストリー」まったり編 その1(前の編)へ 2004年北海道ツーリングトップへ HOME


  釧路「ヒストリー」まったり編 (その2)

  午後4時半
  花咲に来て10年になるのにココの名所である「車石」を見たことがない. 
  一度どんなモノか見ておこうと花咲岬に向った.


岬まであと少しなところで,視界に入ったモノに唖然として
バイクを止めた.

そこには「島」がある.

それはすぐに理解できた.

ただその形が理解できなかった.

人工的に作られた島と言われても信じてしまうくらい
まっ平らなその形.


花咲灯台の向こうに見える「不思議な島」

あとで知ったのですが,一つの島のように見えているけど,実は二つの島が並んでいて,
左がモユルリ島で右がユルリ島.
ココは無人島で海鳥や野生動物の楽園として保護されている島らしい.
いずれにせよ,二島ともこんなに平らなのがすごく不思議でしかたがない.


肝心な車石はと言うと・・・・,


分かりませんでした.

多分この下かなあ??

午後5時前
そろそろ帰らないと・・・・.


根室の「あま太郎」の「おやき」を買ってきてと
頼まれたので探してみた.

地元では結構有名らしく店内には待ちのお客さんが
ならんでいた.

これが結構美味しいのよ.


午後7時前

真っ赤な夕焼けを見ながら帰路を急ぐ.




午後8時前
無事,ヒストリーに戻ってこれた.

夕食を一緒にと待っててくれたO井夫妻と駅前に繰り出す.



すると,先方に何やら騒いでいる集団が見える.

釧路駅に近いとはいえ,この時間にもなると周りには人影は少ない.

その騒ぎようたるや半端ではない.

がらの悪い小僧の集団か? そうとしか思えない.  


次第にその騒ぎ声は大きくなっている.


集団は間違いなくこちらに向ってきている.

どう考えても普通の状況ではない.

異様な空気が流れ,身の危険を感じる.


極真空手一年生の私が何処まで戦えるのか? 

無意識に拳を強く握り締めているのが分かった.


騒がしい声が更に迫ってくる.暗闇でよく見えないがざっと10人はいる.


いざと言う時のためにいつも携帯している催涙ガスを取り出しやすいように

ズボンの後ろポケットに入れる.

嫁さんだけは守らなければ.


こちらに向って大声で何かを言っている.


来た!!  こうなれば実力行使も止む無し.


行くしかない!!そう決心し,心のスイッチを入れた.



              ●



              ●


              ●


              ●



  ・・・・・えっ?

  
    ・・・・・何で?





あははは・・・・.

すみませんでした.

実はレイナ教教祖が信者を従えヒストリーにきてたんですね.

夕食を終えてみんなで帰って来る所でした・・・・・・.





当然その夜はみんなで宴会で盛り上がったのは
言うまでもありません. 


宴会で盛り上がるなか,女子大のサークルで来ていたチャリダ―のメンバーの一人が体調を崩して
寝込んでいた.

気になって何度か様子を見に行ったけど,どうも症状がよくならない.

メンバーも介護するがそれ以上どうする事も出来ない様子.


容体は良くなるどころか顔が真っ青になっている.

これはまずいと思いオーナーに連絡をとろうとしたが

不在で連絡もつかない.

待つわけに行かないので救急車の出動を要請.

数分で救急隊が到着し病院に搬送されていった.

原因は過労だとか.

集団で走るのは楽しい反面みんなについていくうちに

ハイペースになってしまう.


点滴を打ってもらい明け方には戻ってきた.

リーダーの子に連泊して一日休養するように話しをして,

長い夜が終わった.



8月17日(火)
本日の走行距離 282Km




釧路「ヒストリー」まったり編 その3(続き)へ 2004年北海道ツーリングトップへ HOME